超効率的な”ぞぽぞぽ問題演習法”
突然ですが、まだ知識の定着が乏しい段階で、問題演習をする際に
選択肢を全部読んで、律儀に問題を解いていないでしょうか?
私はおススメしません。
ではどうすればいいのかをお話したいと思います。
まず、色々な勉強において、過去問や問題集を等をやる時に
問題を解かないで下さい!
いきなり答えを見て、なぜそうなっているのかを考えながら
解説を読んで、選択肢を見て下さい。
イメージとして、問題と答えのパターンを憶える感じです*1
間違いの選択肢は余り重要ではありません。
正解の選択肢が一番大切なのです。
また、正解を引き立てるために作られた問題の意図とは
関係のない選択肢やその解説は、復習時に読む必要はありません。
正解の選択肢と、その他に重要な選択肢だけに丸をつけておいて
その選択肢と解説だけ読む様にすればいいと思います。
納得できたら、その調子でどんどん進んで下さい。
納得できなくても、一旦置いてどんどん進んで下さい。
必ず後で理解できる様になります。
これまでは、問題を読んで、選択肢を全部読んで「どれかな~」と
考えるスタイルの方が多かったのではないでしょうか?
しかし、知識が乏しい時点でそれをやるのは時間の無駄です。
よく義務教育で
「まずは問題を解いてみよう。そして考えて分からない場合に答えを見よう」
と言われませんでしたか?
ぶっちゃけ、考えて答えをみようが、いきなり答えをみようが
何も変わりはありません。
むしろ、知識が全くなく何を言っているかちんぷんかんぷんな状態で
杓子定規的に、選択肢を全部読んで
「う~ん」と唸ってから「わからない、答えを見よう」という行為は
苦役以外の何者でもない、のではないでしょうか。
考えた時間は全部無駄です。わからないものは
1分考えても1時間考えてもわからない、と思います。
それならば最初から答えを見て納得した方が早いでしょう。
その様な行為は勉強が続かない要因の1つであるとも言えます。
例えるなら、好きな異性が居て、相手の気を引こうと色々と画作するよりも
「好きです。付き合って下さい」と1発かました方が早いという感じですね。
問題を解くのはある程度知識が定着してから
の方が効率がいいです。
どんな学習においても、知識がある程度の飽和状態になるまでは
苦しいと思います。しかし、1度沸点に達すれば、面白いように
それまでの点と点が線になり、そこで初めて理解できたという感覚
が生まれます。理解は、間違っても脳に何もない段階では出来ません。
ですので、最初から問題を解いては駄目!と偉そうに言ったわけですw
実は、私はボンクラ時代、勉強する時にこのスタイルで勉強していました。
選択肢を全部読んだ段階で、知識がないにも関わらず唸って考えてしまい
既に労作性狭心症で青息吐息、解説を読んだ段階でバンタキューのQQ車状態
になってしまい、2問程解いた所で嫌になり、勉強が続かないという
デフレスパイラルに陥っていました。
特に、英語や数学系など、基本習得の重要な勉強においては、更にこの傾向が顕著
であると思います。
知識がないのに考えると言う事は、例えば、3人の中から結婚相手を選ぶ時に
相手について殆ど情報もないまま、直感だけで選ぶ様なものです!
直感だけで選んだ結果、その後に悲惨な人生が待ち構えていた!なんて
話はかなりよく耳にします★
ですので、よい子の皆さんは、
問題と正解のパターンを超高速で次々と憶える
イメージで行きましょう*2!
わからない所は遠慮なくすっ飛ばす
事を心がけて下さい。
だって初学者の段階で、読んで全部理解出来るなんて、
天才以外あり得ないじゃないですか。
大切なのは
問題集を超高速で何回も何回も何回もマワす!
事です。
”マワす”という事がよくわかる書籍を紹介したいと思います。
参考になれば。
ちなみに、この本を読むときも
律儀に始めから全部読む必要はありません!
目次を見たり、パラパラめくって必要な所だけをbrowse(拾い読み)
する事をおススメします*3
またまた、余計なお世話ですが、本を買うときは、よほど長期保存したい
至高の一品でもない限り一番安いAMAZONの裕子、じゃなかった、中古で
いいと存じます。
そして、同じ位に大事なのが
復習する!
事です。勉強する時には、前回やった所を必ず復習しましょう。
復習しなければ勉強した意味がありません!
一つ気をつける事は
”復習にこだわり過ぎて新しい範囲が出来ない”事態にならない様にしましょう。
集中できる時間には限りがありますので、その全部を復習に当てる事はありません。
その辺りは、ご自身の集中できる時間とご相談下さい。
よく
”どのくらい(時間・期間)勉強すれば
~が出来るようになりますか?”
という質問がありますが、ナンセンスだと思います。
時間で考えるのではなく、"出来るようになるまで"と考えましょう。
何時間でやろうとしても、10中89その通りには頭に入らないでしょう。
そうだ、あと問題を解く合間に、全体像を把握できる図や表などがあれば
それをさらっと読むことをおススメします。自分が全体の中のどの部分を
勉強しているのか、がわかれば理解も早まると思います。
それでは、サヨナラサヨナラ、サヨナラ(淀川長治風にw)
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